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五芒星の起源と陰陽師=五芒星は邪気を払い及び場を清め病気を治す呪力
五芒星(ごぼうせい)の起源は、古代メソポタミアやインドの五大説(地・水・火・風・空)の思想にあり、
これが古代中国に伝わり、木・火・土・金・水という『陰陽五行説』に進化した。
宇宙空間に存在する全ての物質は、この五種類の『気』に分類されるという考え方から発展し、
あらゆる現象も、この五行に配当し判断するというのが『易』を初めとする運命学の基礎となった。
暦法、易占いが日本に入ってくると、日本古来の呪法はこれらと習合し、独自の体系が作られた。
この体系が国家に取り入れられた学問体系が『陰陽寮』として官務に属することになった。
平安時代に出現した『阿倍の清明』は天才的な陰陽師(おんみょうじ)であり痕跡は多く
古文書に残されています。
『芦屋の道満』は『阿倍の清明』の弟子、兄弟弟子、ライバルとも言われます。


江戸時代末期安政3年(1856年)松原村の陰陽師、
佐々木堂靜(元松江藩士)で、松原村には、弘化元年(1844年)より明治元年まで在住。
陰陽師(おんみょうじ) 安部清明(あべのせいめい)が用いた図符なので「セーマン」
と呼ばれている
五行相剋図(五行同士を闘争の相として提えている
木剋土(もっこくど)=木は土から栄養をとる(木は土に剋つ(かつ)
土剋水(どこくすい)=土は水を吸い取る(土は水に剋つ)
水剋火(すいこくか)=水は火を消す(水は火に剋つ)
火剋金(かこくごん)=火は金属を溶かす(火は金に剋つ)
金剋木(ごんこくもく)=木は斧や鋸で倒される(金は木に剋つ)
【五行説】
万物は木・火・土・金・水の五つの気からなっている=古代中国から伝わる。
高欄掛は陰陽五行に基づいて取り付けの位置が決まっている。
関係用語
(十干)甲・乙・丙・丁・戌・己・庚・辛・壬・癸(日の順を表す)
十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥

これらを組み合わせ
★幟、水引幕、戦国時代の陣幕五芒星・九字・勝・叶などが刺繍されています。
「勝」=「方屋祭文」に天に「勝」地に「負」があると言われている。勝利を信じ、勝利に向かう「勝」と言う文字
「叶」=願いが叶う、勝つことが叶う、豊作が叶うなどこれらの文字(マーク)は人類の願いが込められています。