民俗学  丹波市 平成23年11月15日(火)   (昼食=薬草薬樹公園リフレツシュ館@\1,200)

丹波もみじ三山=山南町の石龕寺(せきがんじ)・氷上町の円通寺・青垣町の高源寺

★高野山真言宗岩屋山石龕寺(参拝料\300)
石龕寺(せきがんじ)
=兵庫県丹波市にある高野山真言宗の寺院。山号は岩屋山。本尊は聖観音菩薩。
岩屋寺とも称される。もみじの寺、足利氏の寺、仁王像の寺として知られる。
山門に立つ桜材の寄木造りで彩色が施されている仁王像(金剛力士像)は
鎌倉時代・仁治3年(1242年)仏師・肥後法橋定慶の作。
入場料・無料(紅葉の時期は300円)
★曹洞宗永平寺派永谷山円通寺(拝観料\300)
円通寺=
兵庫県丹波市氷山町御油。
青垣町の光源寺、山南の石龕寺と共に丹波もみじ三山の一つに数えられる
円通寺は南北朝戦争時代に足利義満により創建された名刹で、
緑・朱・黄金など色鮮やかな紅葉が広い境内を覆い、水面を染める姿は壮観です。
★臨済宗中峯派 高源寺(入山料\300)
高源寺=
兵庫県丹波市青垣町桧倉
1325年(鎌倉時代)に遠谿祖雄(えんけいそゆう)禅師によって開創された。
甲斐〔山梨)の栖雲寺(せいうんじ)が東天目とよぶのに対して、高源寺は西天目と呼ばれ、
丹波屈折の名刹として知られています。
苔むした石段が続き天目楓が境内を埋め尽くす。かって末寺数百を数えた名刹で、本堂や三重塔には威厳が漂う。
天目楓の全山黄葉は見事。精進料理もある。
★薬草薬樹公園=兵庫県丹波市山南町和田
薬草樹300種を栽培する公園。薬草湯、観光客の憩いの場。
地元野菜や薬草を使った薬膳料理のレストランや、薬草染めなどの体験施設がある。

インノコ (11月・最初の亥の日に子供の成長・五穀豊饒を願う
※五穀=稲(いね)・麦(むぎ)・豆(まめ)・粟(あわ)・稗(ひえ)の五つの穀物
ンノコの掛け声
★いんのこは しんわらで きくのはな つぼみがのー ひらいてのー 
  アーさしたんよー さしたんよー
★鬼若(おにわか) うでにまいて どんなもんどいー どんなもんどいー
★エーモーラー、 カーモーラー
                                                 (参考・ふるさと木場)
インノコ
インノコとは亥の子、つまり旧暦10月の亥の日に行われる行事のことですが、姫路市周辺の海岸部、および家島群島では、
藁(わら)で作った造り物を神輿のようにして子供たちが練り回すということが見られ、
この造り物もインノコとよばれていました。
.インノコは最後には大地に叩きつけられて壊されますが、
それはもともとこの行事が、大地を藁束で叩いてその生命力を高め、
豊作を願う意味を持った【亥の子搗き】であったことに由来します。
                                                  (参考・県立歴史博物館)

平成23年度史学科作品展=11月30日(水)〜12月9日(金)本館2階講堂東側ホワイエ
平成24年(2012年)3月6日(火)正午より302教室=謝恩会・慰労会・食事会

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