| ★岩座神(いさりがみ)棚田=鎌倉時代につくられたといわれる石垣の棚田(兵庫県多可郡多可町加美区岩座神 | 
          
          
            | ★岩座神(いさりがみ)=千ヶ峰の南麓、杉原川の支流田川の最上流域に位置 | 
          
          
            | ★千ヶ峰=付近に数多くの峰がそびえていることに由来。標高1005,2米で東播磨の最高峰。 | 
          
          
            | ★神光寺=本尊は十一面観音立像。現在は無柱。「山門には威厳のある金剛力士像が安置」 | 
          
          
            ★五霊神社=文化6年(1809年)9月創立。本殿は板葺流造りで、 
                             桧皮(ひはだ)葺切妻造の幣殿、入母屋造の拝殿もあります。 | 
          
          
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            | 岩座神(いさりがみ)棚田 | 
          
          
            
             
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            岩座神の七不思議 (参考"加美町まちづくりピオネーロ"作成の『加美マップ』) 
             
            其の壱 血石 
            岩座神入口の道の西側、渓流に臨んで、上面が平らで赤みを帯びた巨石があり、血石と呼ばれている。 
            その昔、岩座神の神光寺が隆盛をきわめていたころ、加古川流域の人々は死者が出ると、 
            はるか南方から遺体を運んでこの寺に葬った。その際、死人はみな一度この石の上に置いたところから、 
            血石の名が付けられたと言われる。また、一説には、死体があまりに重いので、この石の上で四肢を切り離して運んだため、 
            その血でこの石が赤く染まったのだとも伝えられている。 
             
            其の弐 仁王門のシキミ 
            神光寺の仁王門前にあるシキ。 
            午前中は枝葉に勢いがあって光っているが、午後になると急に勢いがなくなり、光沢もあせてしまうと言われている。 
             
            其の参 唐滝 
            旱魃のとき、この滝でウナギを獲ると、必ず雨が降ると伝えられる。 
            また、この滝には大蛇が棲み、一人で足を踏み入れた者は誰一人として無事に帰れないという。 
             
            其の四 千本杉 
            神光寺の上の山中にある杉。幹の中ほどから無数に枝分かれした不思議な姿の杉の木。 
            昭和47年3月24日に、兵庫県の天然記念物に指定されている。 
             
            其の五 塔の石 
            高さ10メートルあまりの巨岩で、塔のようにそそり立っている。 
             
            昔、あまんじゃこ(天邪鬼)が「夜中に天に五つの岩を積んで見せる」といって神に挑んだ。 
            四つまで積んだときに夜が明けたので、一つをここに捨て置いて逃げたという。 
            岩座神の名前もこの岩に由来するといわれている。 
             
            其の六 雨乞岩 
            ここで雨乞踊りをすれば、必ず雨が降るという岩。 
             
            其の七 三本竹 
            常に三本の竹が生えており、たとえその中の一本が枯死しても、また新しく一本生えて、 
            三本から増えもせず減りもしないという竹。 |